2014-2015年・22期の戦いを終えて

OBはじめご父兄の皆様、学校関係者の皆様、ファンのみなさま、日頃より硬式野球部の活動にご理解とご協力をいただき、まことにありがとございます。
生徒諸君もグランドを譲ってくれたり、大会への応援、本当にありがとう。
22期の一年間の戦いを通じて、少し思うところを述べたいと思います。

ご存知のとおり、本校は少ない人数・活動日数・時間の制限およびグランド環境など大きなハンディを負った中、今年の夏は創部以来初のシード校として大会を迎えることができました。
皆様のご支援ご協力のもと、限られた時間・スペースを最大限有効活用するように大学生コーチや選手たちが頭を使って工夫してきた結果だと思っています。
環境を言い訳にしていてるうちは強いチームは作れません。
もっともっと環境に恵まれないチームは県下にもたくさんあります。
今後も頭を使いながら限られた環境の中での効率の良い練習方法を考えていきます。

さて、今年の6年生は6人しかいないという状況の中、競争がほとんど生まれない中、お互いに現状に甘んずることなく上を目指してくれました。
もしここを見ている中等部生がいれば、よく読んでほしい

「数は力なり」

やはり人数がいなければ競争も生まれにくい。
練習試合も多くはこなせないし。
攻守裏表の練習にも限界があるし。
例えば走塁練習をやらせたくても守備に回らざるをえない選手がいたり。
例えば正捕手がブルペンに入る時間が長すぎて打撃練習が削られたり。
専用球場を持たないうちは、準備も片づけもかなり時間がかかります。
もっと人数がいれば、もっと強くなれたはずだ。
そんなことが頭に浮かびます。
数がすべてではないのだけれど、でもやっぱり「数は力」なんです。

中等部で野球をやっている諸君には、ぜひ高等部で野球を続けてほしい。
たしかにほかのクラブに比べれば練習量も相当きつくなると思う。
礼儀やマナーなど、かなり厳しいことも言います。
だが、必ずそれらは財産になることを約束します。
野球が好きなだけだと、ついてくるのは辛いかもしれないけれど、野球が好きなら続けられるはずです。

おもに中等部生向けのメッセージになってしまいましたが、皆様には今後ともますますのご理解とご支援を賜れれば幸いに存じます。


2015年8月
慶應義塾湘南藤沢高等部
硬式野球部 監督
木内 義和